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新発表のMulti-DRMにより、権利保護されたビデオコンテンツを配信

Blog Post

2017年11月に発表された"Online TV Piracy Forecasts Report"によると、ネット上の著作権侵害によると、テレビ番組と映画の売上減少は2016年の250億ドルから2022年には516億ドルへ2倍に増加すると予測されています。OTTやその他のビデオ配信サービスが配信するビデオコンテンツは権利が保護されており、コンテンツオーナーから配信ライセンスを得てそれを維持するために著作権を保護する機能を実装する必要があり、それは4KやHDRコンテンツでは更に重要になります。こうした保護機能は、一連のアクセス制限技術であるDRM(Digital Rights Management)によって提供されます。DRMはコンテンツの利用範囲(共有可、録画可、視聴のみなど)についてのポリシーを設定することで権利保護された制作物の利用を制限し、コンテンツを暗号化することでポリシーを適用し、不正な利用を防ぎます。DRMは様々なコンテンツを保護することができますが、本ブログでは範囲をビデオオンデマンドコンテンツに絞って話を進めます。

 

DRMの導入は複雑で、サードパーティのライセンスサーバープロバイダと事前暗号化、そして多様なフォーマットでのコンテンツ保存を統合する作業が必要です。ライムライトは、DRM導入の作業をできるだけ簡素化するために、Multi-device Media Delivery on Demand (MMD OD)と統合する手法を選択しました。この新たなソリューションはMulti-DRM On the Flyと呼ばれており、サーバーベースのライセンシング、管理ソフトウェア、導入サービスが含まれ、迅速な導入が可能です。ライセンシングと認証、そしてビデオプレイヤーの組合せが提供されることで、DRMの利用が容易になり、貴重なオンラインストリーミングコンテンツを保護することができます。複数のベンダーの管理や、複雑な統合作業を心配する必要もありません。ライムライトのCDNにはフル機能のDRMソリューションが統合されているため、導入サポートも提供されます。この統合により、DRMプロセスの各ステップがシームレスに連携し、統合のための無駄なコストを節約できます。

 

 

MMD OD Multi-DRM On The Fly (OTF)は、動的にライセンスポリシーを設定し、最大限の柔軟性とコスト削減を求めて暗号化を適用する際に最適です。例えば、プレミアムコンテンツの膨大なライブラリを持つOTTプロバイダが、サブスクライバーが利用しているデバイスへ向けてムービーを配信する際にDRMを適用する必要があります。その一方で、マーケティング目的のために各ムービーの最初の30秒間だけは一般に公開したいと考えていると仮定します。MMD OD Multi-DRM OTFを導入すると、単一のソースファイルから公開用のクリップを配信すると同時に、ムービー全体を配信する際にはサブスクライバーの認証を要求することができ、別々にコンテンツを作らなくても済む事になります。

 

DRMには、全てに適用できる便利なユニバーサルスタンダードは存在しません。なるべく多くのデバイスおよびブラウザに対応してビデオストリームを保護するために、ライムライトはGoogle Widevine、Microsoft PlayReadyおよびApple FairPlayという3つの最も広く使われているDRMタイプをサポートしています。MMD ODはソースファイルからHLSとDASHの二つの形式で出力でき、上の3つのDRMと組み合わせることで、エンドユーザーを最大限にカバーすることが可能です。通常、デバイスおよびブラウザは、3つのDRMのうち一つしかネイディブサポートをしていません:

 

 

MMD ODにMulti-DRMを適用するのは非常に簡単です。既存のお客様は、保有しているコンテンツに変更を加えること無くこの機能を追加でき、新規のお客様はDRM OTFを使うためにコンテンツを事前暗号化する必要はありません。

 

Multi-DRMとMMD ODを同時に導入することで、ビジネス上のメリットを最大限に得ることが可能です:

 

 

Multi-DRM機能は、まずビデオオンデマンドでサポートされましたが、今後ライブビデオストリームでも利用が可能になる予定です。ライムライトのビデオデリバリーソリューションについての詳細はこちらをご覧ください。